こんにちは!
howlive企画担当の野原です。
6月24日に開催したhowliveテレワークチャンネルレポート第二弾です!
今回は、県内事業者のテレワーク導入事例とIT導入補助金開設liveの二本立て。
質疑応答の時間では、人事現場でのリアルな質問が飛び交い、深みのあるウェビナーとなりました。
この第一部の内容はこのレポートでご紹介していきたいと思います!
わずか2ヶ月で在宅勤務81%を実現したマネジメントとは?
今回ご登壇頂いたのは、クルマ情報『グーネット沖縄』でお馴染みの株式会社プロトソリューション様。
デジタルマーケティング部門執行役員の上間瑠美子(うえま るみこ)様とWebマーケティング部係長人材マネジメント担当の上原大樹(うえはら だいじゅ)様をお迎えして、コロナ自粛期間中にわずか2ヶ月在宅勤務81%を実現したニューノーマルマネジメントについて、運営現場のリアルなお話しを伺いました。
1日で立ち上げたプロジェクトチーム〜最優先事項を明確化〜
新型コロナウィルスにより、まず最優先のミッションとして掲げたのが2つ。
1、社員の安全を守る
2、業務を止めずに遂行する
全9部署の責任者・社内インフラ担当・総務の臨時プロジェクトチームを即日結成。
役員と社員が同じミッションを持ち、緊急事態下でマネジメントオペレーションがスムーズだった背景には、日頃から培われてきたチームとしての信頼関係や社風が基盤となった結束力がありました。
就業規則を変え諸手当を出すという判断は敢えてせず、まずは優先順位を明確化して要所を対応するというオペレーション。
デバイスの貸し出しや在宅でのネットワーク環境ではVPNを活用したセキュリティ環境を整えること、労務管理マネジメントを工夫するなどを上位課題事項に。
在宅勤務での『困った!』をサポートする体制作りと信頼をベースにした労務管理
質問でも上がった、労務管理のマネジメント。
必要な会議はグーグルハングアウトを活用、コミュニケーションには、スラックを。
在宅勤務中の労務管理として、人材マネジメント担当の上原さんは、管理をする目的で社員とネットワーク回線を繋ぐのではなく、困った時には、いつでも相談に乗れるマネージャーがいるという安心感を感じる環境にしたいと、回線を繋ぐか繋がないかは社員の意思に任せていたそう。
働いている状況を管理職が監視するようなことは敢えてしない、社員の気持ちを第一にしたマネジメントを重視されていました。
在宅勤務で仕事をする上で、ハードルとなるのが、デバイスややネット環境の整備。暮らしがメインとなる「家」で、「働く場所」としての環境整備課題に対し、プロトソリューションではインフラチームが大活躍!
「ネットがつながらない」
「PCが動かない!」などのみんなの困ったをスピーディーに解決するためのフリーコールセポートセンターを開設し、このチームが会社の縁の下の力持ちとなりました。
アフターコロナで柔軟な働き方を推奨する「Work from Home」のガイドラインづくり
現在では、在宅勤務から通常モードの勤務形態に変わりつつあるとのことですが、これを機会に柔軟な働き方をガイドラインを策定し、継続導入することに。
特に妊婦さんや子育て中の方、通勤に時間がかかる方など一定の基準を満たした方を対象に柔軟な働き方ができる環境整備を進めています。
背景には、コロナ自粛期間中での在宅勤務でも残業時間減、生産性がアップするという結果が数字面でも確認できたことがありました。開発や制作等の仕事は集中できる場所で作業をし、コミュニケーションが重要となる会議や打ち合わせでは会社でというように仕事の目的に合わせて働く環境を変えてみるとメリハリが出来て作業効率が上がるとのこと。
働き方や働き場所はマネジメント工夫で柔軟な対応ができるものという視点に変わったということが、この在宅勤務の導入をした成果となりました。
事業者の業種によって課題はそれぞれですが、アフターコロナ、ウィズコロナ時代の中で、新しい働き方を考える上でも、各自が社内のニューノーマルマネジメントを構築する価値があると感じた回となりました。
第二部:沖縄総合事務局の屋嘉比様よりIT導補助金の解説LIVE
これまでの補助金活用の範囲にプラスして今回のIT導入補助金のポイントは、
・交付申請期間を拡大 〜2020年12月下旬(予定)までとし、複数回の締切を設け交付決定を行う〜
・申請要件に「賃上げ要件」が追加され、達の場合は補助金返還(類型によって異なる)
・全申請者に対しGビスIDの取得を要件
・通常枠に加え、「特別枠(C類型)」を創設
特に、テレワーク導入においては、デバイスレンタル料がこの補助金で活用できることも今回のLIVEでは取り上げています。
実際に、在宅勤務やテレワークをする上で必須となるデバイス。事業者にとっては、大きなコストにもなるので、是非詳細をみて活用の余地がないかご確認頂けたらと思います。
詳細は、コチラの動画より▼▼▼
(前回のテレワークチャンネルコンテンツがこちらから視聴頂けます。)
最後に・・・
今回のウェビナーで取り入れたちょっとした双方向コミュニケーションポイント!
後半の質疑応答タイムは、チャットで受け付けた質問に答えるだけでなく、ウェビナーの機能にある「投票」を活用して、登壇者側からの質問も。
視聴いただいた事業者のみなさまがどのくらいテレワークを導入されているのかの質問の様子がコチラ。
やはり、みなさま関心度が高いテーマだったことが伺えます。
次回のテレワークチャンネルは、7月後半を予定しています!日程詳細がきまりましたらまた告知させていただきたいと思います。